来期を待て。
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《はたき落とし》と「ガジェット」を組み合わせて使用し相手とのアドバンテージ差を広げていこうというデッキです。
6枚体制の通常ドロー妨害カードを駆使してデュエルの主導権を握るデッキのため《強烈なはたき落とし》との関係も考慮して《豊穣のアルテミス》を軸としたパーミッションデッキのタッチを加えてあります。
6枚体制の通常ドロー妨害カードを駆使してデュエルの主導権を握るデッキのため《強烈なはたき落とし》との関係も考慮して《豊穣のアルテミス》を軸としたパーミッションデッキのタッチを加えてあります。
●デッキレシピ
モンスター(12枚)
豊穣のアルテミス×3枚
召喚僧サモンプリースト×2枚
レッド・ガジェット×2枚
グリーン・ガジェット×2枚
カオス・ソルジャー -開闢の使者-
イエロー・ガジェット×2枚
魔法(10枚)
貪欲な壺
死者蘇生
禁じられた聖杯
強欲で謙虚な壺×3枚
ブラック・ホール
サイクロン×3枚
罠(20枚)
魔宮の賄賂×2枚
奈落の落とし穴
聖なるバリア-ミラーフォース-
神の宣告
神の警告×2枚
血の代償×2枚
強烈なはたき落とし×3枚
マインドクラッシュ×2枚
はたき落とし×3枚
ダスト・シュート
グラヴィティ・バインド-超重力の網-×2枚
エクストラデッキ
E・HERO Great TORNADO
E・HERO The シャイニング
E・HERO アブソルートZero
E・HERO エスクリダオ
E・HERO ガイア
E・HERO ノヴァマスター
No.39 希望皇ホープ×2枚
インヴェルズ・ローチ×2枚
ヴァイロン・ディシグマ
カチコチドラゴン
キメラテック・フォートレス・ドラゴン
ジェムナイト・パール
発条機甲ゼンマイスター
●概要
《はたき落とし》《強烈なはたき落とし》によって相手のアドバンテージの増加を防ぎながら、自分だけ「ガジェット」や《豊穣のアルテミス》でアドバンテージを獲得していこうとするデッキです。
ゲーム序盤から相手のドローを妨害したりカウンター罠でカードを無効にしたりを繰り返し、デュエルの主導権を手放さずにゲームを進める事を理想としています。
従来の同系統デッキとは異なり、準制限となった《召喚僧サモンプリースト》によって《豊穣のアルテミス》をデッキから特殊召喚できるようになったのが強みで、これらのモンスターは属性の相性も良く、復帰した《カオス・ソルジャー -開闢の使者》を特殊召喚する条件を無理なく満たしてくれます。
また、エクシーズモンスターが登場したこともこのデッキの強化につながっていて、「ガジェット」を利用したエクシーズ召喚はコストを1軽くできるため、気軽にエクシーズモンスターをアタッカーとして利用する事ができます。
《血の代償》を使ったエクシーズモンスター連打コンボも強力で、6枚のガジェットで1度に最大3体のランク4エクシーズモンスターを場に出すことができます。
従来のデッキでは不足していた、弱点であった「打点」は《カオス・ソルジャー -開闢の使者》とエクシーズモンスターの登場によって克服され、デッキ構築の悩みの種であった「除去力に割かなければいけないスペースの確保」をある程度無視できるようになりました。
ゲーム序盤から主導権を握り、エクシーズモンスターなどの高い攻撃力を駆使して早期に決着をつけられるように立ち回りましょう。
このデッキは泥仕合になると非常に不利なデッキです。
●プレイング
-ゲーム序盤
重要なのは《豊穣のアルテミス》を場に出す事。
こと初手においては、《豊穣のアルテミス》は他のモンスターカード全てよりも優先して場に出すべきモンスターです(カウンター罠を1枚も握ってない場合はガジェットでいいですが)。
このデッキは【シギント】ほど徹底はしていないものの、ゲームの主導権を握ったまま手放さず、相手の望むプレイをさせないままゲームを終了させることを目的としていますので、
ゲーム序盤のプレイには細心の注意を払ってください。ここを間違えると即死します。
カウンター罠などは引いたカードをキッチリ伏せて利用していくだけで問題ありません。
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》は《豊穣のアルテミス》を守るのに最適で、こちらが攻める段階においてもアタッカーであるエクシーズモンスターの攻撃を妨害しないためとても相性が良いです。
ただ、モンスターを除去せずに生かしておくとアドバンテージ差を広げる事ができず、《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》自体がディスアドバンテージとなってしまうため後々困ったことになるかもしれなません。そのため、、この枠には《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》を入れず何かモンスターを除去できるカードを入れておいた方がいいかも。
-ゲーム中盤
このデッキのアタッカーはエクシーズモンスターのみですので、ゲーム中盤以降では「ガジェット」を素材にしたランク4エクシーズモンスターをアタッカーとして運用していくといい具合に相手にダメージを与えていけます。
アタッカーを場に出すために《召喚僧サモンプリースト》からガジェットを特殊召喚するのも効率が良く強力です。
-ゲーム終盤
序盤からしっかりゲームをコントロールしていると、この頃にはお互いカードを消耗しすぎてガス欠といった状態である事が多く、ここに《血の代償》+ガジェットのエクシーズモンスター連打コンボを打ち込むととても強力で、攻撃が通ればそのまま勝ててしまう事も多いです。
このデッキがゲームをコントロールして導きたい場面はまさにこれで、「《血の代償》による1ショットキルを通す」がその目標となります。
このデッキを扱う上では、常にこの場面に持ち込むために立ち回ってもいいほどです(それ以外の攻撃手段に乏しいため)。
エクシーズモンスター等で打点は克服していますが、モンスターカードの枚数は非常に少ないのでモンスター切れには要注意です。
泥仕合になると圧倒的に不利といったのはこれが理由で、特に《血の代償》のコンボからの1ショットキルに失敗した場合が絶望的です。《血の代償》の取り扱いには細心の注意を払ってください。
●個別カード解説
-モンスターカード
・《召喚僧サモンプリースト》
プププ開闢構成。
《召喚僧サモンプリースト》+ガジェットのエクシーズ召喚のコストの軽さが強みで、手札にガジェットを握っていてもデッキからガジェットを特殊召喚してエクシーズ召喚につなげてもいいほどです。
ゲーム最序盤こそ《豊穣のアルテミス》特殊召喚のために使用しますが、その他のタイミングでは概ねガジェット。
ガジェットを消費したくない場合においては《召喚僧サモンプリースト》をデッキから呼び出すのもアリです。
・《豊穣のアルテミス》
超最重要モンスター。
このカードと《強烈なはたき落とし》の組み合わせはテンポとアドバンテージの獲得において非常に高い効果を発揮し、ゲームの主導権を握る上で最も効果を期待できるコンボとなっています。開始1~2ターン目では可能な限り狙いたいコンボです。
アタッカーとしての利用は想定していません。なるべく守備表示で置いておきたいモンスターです。
《召喚僧サモンプリースト》から呼び出して即座にエクシーズ召喚のために消費する事はゲーム序~中盤ではまずありません。このエクシーズ召喚であれば、例えエクシーズ召喚を無効にされても《カオス・ソルジャー -開闢の使者》に繋げられるようにはなりますが、《豊穣のアルテミス》は効果が非常に強力ですのでお勧めできません。
-魔法カード
《禁じられた聖杯》
抜き候補筆頭。明確に効果を潰したいモンスターの想定は無く、打点の補強にもなりません。
ただし、魔法カードの総数を減らしすぎると《召喚僧サモンプリースト》が腐るので減らしすぎないように注意。
《死者蘇生》
《カオス・ソルジャー -開闢の使者》蘇生を前提とした、モンスターカードを使いきった後の最後の切り札。
相手の墓地のモンスターを蘇生してエクシーズモンスターを場に出そうなんて考えないでください。
-罠カード
《強烈なはたき落とし》&《はたき落とし》
相手のドローを阻止し、アドバンテージを獲得させないためのカードです。
相手デッキのテンポを奪い、主導権をこちらが握ったままにする事ができるのですが、相手が握っている主導権を取り戻すためには使えないので要注意。
「序盤から主導権を握ったまま手放さず・・・」というのは、デッキに6枚も投入されているこのカードを効果的に利用し続けるためでもあります。
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》
既に説明しましたが、抜き候補です。
徹底的に「アドバンテージ差」についてを突き詰めるデッキですので、絶対にアドバンテージを獲得できないこのカードは邪魔になる場合があります。
《豊穣のアルテミス》を守れ、エクシーズモンスターで一方的に攻撃できる相性の良さは評価できます。
《血の代償》
ガジェットを場に並べつくし、エクシーズ召喚に利用する事で1ターン中に強力なアタッカーを3体まで場に展開する事が可能になります。
フィニッシャーとして活躍する事が多く、またこれを使ってフィニッシュできないと自分がフィニッシュされるというもろ刃の剣です。使用にはご注意を。
-エクストラデッキ
《No.39 希望皇ホープ》
プププのプ。《召喚僧サモンプリースト》からこのカードをエクシーズ召喚できれば《カオス・ソルジャー -開闢の使者》の特殊召喚条件が整うのでモンスターのエクシーズ召喚を行う際には最優先で場に出したいカードです。
アタッカーとしての性能もいい感じ。
《インヴェルズ・ローチ》
その効果の強さのほか、《豊穣のアルテミス》等光属性モンスターを利用したエクシーズ召喚から《カオス・ソルジャー -開闢の使者》の特殊召喚条件を満たすための闇属性モンスターとしても利用します。
アタッカーとしての打点はギリギリ許せるだけのレベルなのであまり使用したくは無いところです。
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》の影響下に投げ込むとそれなりに強力かもしれない。
《カチコチドラゴン》
《カオス・ソルジャー -開闢の使者》と同じ2回攻撃を可能とする能力を持っているカード。
相手フィールドに3体モンスターが存在し、邪魔ならばこのカードと《カオス・ソルジャー -開闢の使者》を組み合わせて直接攻撃を通していきたい。
打点は過信できないレベル。
《ジェムナイト・パール》
フィニッシャー。属性の事を考えても、序~中盤に《召喚僧サモンプリースト》からエクシーズ召喚したりなんて事はまずない。
例え相手の《スターダスト・ドラゴン》が邪魔だとしてもエクシーズ召喚してはいけないレベル(バックの魔法罠で除去されるのがオチだし)。
《ヴァイロン・ディシグマ》
ガジェット×3からエクシーズ召喚を行うフィニッシャー。
相手モンスターを除去できるので、非常に攻撃力の高い相手モンスターを何としても除去しなければならない場合などに苦肉の策としてエクシーズ召喚する。
●採用候補など
《月の書》
除去にならないので採用の優先度は低い。
でも《禁じられた聖杯》よりは高いと思う。
《激流葬》
なんだかんだで強いのでどこかに入れておきたい。
《デス・ラクーダ》
従来の同系統デッキにおけるドローソースの一枚。
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》などによる防御力に特化させるならこのカードの活躍の機会も多いはず。
このレシピにおいては・レベル4じゃない・防御力が低く守りきれないといった理由から外してあります。
●おしまい
懐かしのあのデッキを復活させてみました。
《召喚僧サモンプリースト》準制限と《カオス・ソルジャー -開闢の使者》制限が強いです。
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全国津々浦々で使用される有名なデッキを作り上げる。
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支離滅裂
連絡:
ご意見・ご連絡等はkurishirotのgmail.com宛(途中の”の”は半角の@に)のメールでお願いします。メッセはflamenoah-ss-actのhotmail.co.jpが適当です。
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