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「同名カードを積んではいけない」
というルールの下に組むデッキ、ハイランダー。
ウチのコギトもこれですね。


ハイランダー構築で、さらに自分の好きなカードをデッキの中心に置く。
自分はこれをマイデッキと呼んでいます。
そしてマイデッキを組む事をオススメしまくりたい。流行らせたい。

自分の好きなカードを中心に組めば愛着もわきますし、
何よりも「1枚しか入っていないモンスター」というのが相棒みたいでちょっと誇らしいですよね。


要所で自分の一番好きなカードをドローして勝利に結びつけばそれはもうハイテンションにならざるを得ない。
公認大会でヒーロービートと当たった時、自分の好きな「混沌の黒魔術師」「闇紅の魔導師」をはじめとした上級モンスターを全投入してギリギリ勝利をもぎ取ったあの瞬間の達成感のなんとすばらしき事。
※ただしマッチには負けています。


自分の好きなカードをあまり使われないレアリティや高額レアリティにしてちょっと個性を出してみるのもいいかも。
例えば《サイバー・ドラゴン》ウルトラレア・シャドウバージョンとか、《E・HERO ネオス》ノーパラとか。

「自分だけのモンスター」を演出する感じですね。
何か特徴があれば、使い続けてデッキを覚えられた時に「○○の××が出てきた!!」みたいに驚かれたりするかも?
……しないか。


そんなマイデッキ、構築はすごく難しいです。
何よりも「好きなカードを中心に置く」というのが難しい。
ハイランダーを遵守しようとすると一部使えないカードが出てきたりしますし、
何よりもデッキのバランスを考えるのが非常に難しい。
その辺を妥協しても別に構わないです。
基本1枚であれば。
【プーのフェイバリットデッキ】も黒サイドラ目一杯積んでありますしね。


という訳で、ここでひとつハイランダー(というかマイデッキ)の作成手順を追ってみましょうか。
つづきからでどうぞ。

●その1 「マイフェイバリットカードをデッキの中心に」

自分の好きなカードを使う。これは大前提です。
”好きなカードを使って勝つ”事を目的としたデッキとも言えますので。

今回は《闇の侯爵ベリアル》《サイコ・ウォールド》が自分の好きなカードであるとして、
そこからデッキの作成を始めてみましょう。
このマイフェイバリットカードはデッキの心臓部と言えます。


●その2 「マイフェイバリットカードのサポートを加えていく」

好きなカードが決まったら、次にそれらをサポートするカードを入れていきましょう。
ここで言う”サポート”とは、召喚のサポートであったり、その戦闘補助を行ったり、とにかくそのカードを補助できるカードです。
加えて、まずは専用サポートではなく、他にも使いまわしの利く汎用性の高いカードを選択していきましょう。

まずは《闇の侯爵ベリアル》をサポートするカードを考えましょう。
《魔族召喚師》 ※召喚サポート
《終焉の焔》 ※召喚サポート+戦闘回避+その他の召喚サポート
《八式対魔法多重結界》 ※自身効果から、狙われやすく、それによる破壊を防ぐ
《収縮》 ※自身に撃つとATK1400になり、《奈落の落とし穴》を避けれる+戦闘補助
簡単に、ひらめいたカードをそのまま採用してみましょう。
調整は後ですればOK。
まずは組むだけデッキを組んでみましょう

次に《サイコ・ウォールド》のサポート。
《サイコ・コマンダー》 ※戦闘補助+自身の効果の対象+チューナー+アタッカー
《ディストラクター》 ※自身の効果の対象+伏せカード破壊
《緊急テレポート》 ※自身の効果の対象を追加+戦闘回避+シンクロ補助+召喚サポート
《メンタルマスター》 ※チューナー+自身を特殊召喚する
《DNA改造手術》 ※サイキック族の効果対象の広範囲化
《クレボンス》 ※チューナー+緊急テレポート対象+自身の効果の対象
サイキック族である事を生かした構築の側面を持たせ、
さらに《DNA改造手術》を用いる事で《闇の侯爵ベリアル》の2連続攻撃も行えるようになりました。

大体、フェイバリットカードのサポートはこれくらいでいいと思います。
どれくらいとは言えませんが、「特定のカードに頼りきる」構築にしないためにも
ある程度柔軟性のある構築が求められます。
この部分はデッキの骨格と言えます。


●その3 「サポートカードとシナジーを持たせる」

ここまででフェイバリットカード→フェイバリットのサポートと来て、
次は”サポートのサポート”というデッキの外殻とも言える部分を構築する段階です。
その2で採用を決めたカードをサポートできるカードを選択していきましょう。

《邪帝ガイウス》 ※《魔族召喚師》の効果対象+アタッカー
《終末の騎士》 ※《闇の侯爵ベリアル》《ダーク・リゾネーター》等を墓地に落とし、蘇生する
《ダーク・リゾネーター》 ※《魔族召喚師》から蘇生できるチューナー。シンクロサポート
《ダーク・スプロケッター》 ※《魔族召喚師》から蘇生できるチューナー。シンクロサポート
《生還の宝札》 ※蘇生カードが多いため
《冥府の使者ゴーズ》 ※戦闘回避+《魔族召喚師》の効果対象
ここはデッキの筋肉と言えるでしょう。デッキの安定性を得るために特に重要な部分です。


●その4 「デッキの基盤を確認する」

ここまで来たら一度採用したカードを並べてデッキがどういう状態なのか見てみましょう。
現在のデッキレシピは以下の通り。

■上級(4)
1《闇の侯爵ベリアル》
1《魔族召喚師》
1《冥府の使者ゴーズ》
1《邪帝ガイウス》
■下級(9)
1《ダーク・スプロケッター》
1《ダーク・リゾネーター》
1《サイコ・コマンダー》
1《メンタルマスター》
1《サイコ・ウォールド》
1《ディストラクター》
1《クレボンス》
1《キラートマト》
1《終末の騎士》
■魔法(4)
1《緊急テレポート》
1《収縮》
1《終焉の焔》
1《生還の宝札》
■罠(2)
1《DNA改造手術》
1《八式対魔法多重結界》

ここまでで18枚。
これらのカードがデッキの根幹となり、回転の中心になります。
残りのスロットには必須系と呼ばれる制限級のカードを中心にサポートカードをさらに加えていき、
安定性・デッキパワーの底上げをしていきましょう。


●その5 「デッキの表層を彩る」

デッキ作成も終盤。
安定性とデッキパワーを上げる上では、制限級のカードは必須です。
それに加えて、多数のカードとのシナジーが期待できるコンボパーツなども加えて
デッキに遊びを持たせるのもいいでしょう

《サイクロン》 ※伏せ除去
《大嵐》 ※伏せ除去
《死者蘇生》 ※《生還の宝札》《魔族召喚師》などとの絡み
《早すぎた埋葬》 ※同上
《ライトニング・ボルテックス》 ※モンスター除去+手札に回ってきた蘇生対象などを墓地に落とす
《サンダー・ブレイク》 ※同上
《聖なるバリア-ミラーフォース-》 ※モンスター除去
《洗脳-ブレイン・コントロール》 ※召喚サポート+シンクロサポート
《ボルト・ヘッジホッグ》 ※シンクロサポート+自己蘇生効果
《ジャンク・シンクロン》 ※蘇生効果+シンクロサポート
《おろかな埋葬》 ※蘇生対象となるモンスターや《ボルト・ヘッジホッグ》を墓地に落とす
《黄泉ガエル》 ※召喚サポート
《ブローニング・パワー》 ※サイキックサポート
《神の宣告》 ※カウンター+《冥王竜ヴァンダルギオン》サポート
《冥王竜ヴァンダルギオン》 ※アタッカー
《魔宮の賄賂》 ※カウンター+《冥王竜ヴァンダルギオン》サポート
《ワンショット・ブースター》 ※シンクロサポート+戦闘補助+《ダーク・リゾネーター》とコンボ
《サイバー・ドラゴン》 ※アタッカー+召喚サポート
《サイコ・チャージ》 ※手札補強+《メンタルマスター》の効果対象拡大
《E-HERO ヘル・ブラット》 ※召喚サポート+シンクロサポート

■上級(6)
1《闇の侯爵ベリアル》
1《冥王竜ヴァンダルギオン》
1《魔族召喚師》
1《冥府の使者ゴーズ》
1《邪帝ガイウス》
1《サイバー・ドラゴン》
■下級(14)
1《ダーク・スプロケッター》
1《ダーク・リゾネーター》
1《サイコ・コマンダー》
1《サイコ・ウォールド》
1《メンタルマスター》
1《ディストラクター》
1《クレボンス》
1《キラートマト》
1《終末の騎士》
1《ボルト・ヘッジホッグ》
1《ジャンク・シンクロン》
1《黄泉ガエル》
1《ワンショット・ブースター》
1《E-HERO ヘル・ブラット》
■魔法(12)
1《緊急テレポート》
1《収縮》
1《終焉の焔》
1《生還の宝札》
1《ライトニング・ボルテックス》
1《サイクロン》
1《大嵐》
1《死者蘇生》
1《早すぎた埋葬》
1《生還の宝札》
1《おろかな埋葬》
1《洗脳-ブレイン・コントロール》
■罠(8)
1《DNA改造手術》
1《八式対魔法多重結界》
1《サンダー・ブレイク》
1《ブローニング・パワー》
1《神の宣告》
1《魔宮の賄賂》
1《聖なるバリア-ミラーフォース-》
1《サイコ・チャージ》


こんな具合に仕上がりました。
調整は行っていない、まだ荒削りの原石の状態。
コギトで言うところのVar1.0でしょうか。
このまま回してもぎこちなさが残りそうですね。

こんな具合に組んだデッキを調整して自分の思うように改造していけば、
そのうちマイデッキとして良く活躍してくれるはず。
まずはバランスを整え、確固たる安定性を得るのが第一でしょうか。


どこまで構築を煮詰められるかは作成者次第。
まずは原石を作り上げる事からはじめるのがいいかと思います。

マイデッキは努力の結果として得られるもの。
それを努力もせずに得ようとするのはお門違い。
とりあえず好きなカードを寄せ集めよう。
それが紙束にしかなっていなくても。




●番外編:その6 「メタゲームを見据える」

個人的な趣味でなく、実際に大会に出ようと考えた時、
弱点となるデッキタイプへの対策が必要になってきます。
それを考えないのであれば、メインデッキの《大嵐》などは採用しなくてもいいのですが、
それを考えるのであればやはり必要になってくるカードです。
大会を見据えなくても、より多くのデッキに勝つためにはある程度の対策は必要になってきますが。

調整を行っていくうえで、この「メタゲームへの参加」と「弱点の克服」は最も重要な課題になってきます。
デッキバランスを崩さず、パワーを落とさず、かつ弱点を克服するという難しいものですが、とにかく重要です。
「ハイランダーで対策とか無理だろ……」と思う前にまずは何かメタカードを採用して見ましょう。
デッキの構築次第では1枚挿しでも十分に機能させられますので。




……で、ちなみに、今回フェイバリットカードにベリアルとサイコ・ウォールドを採用したのには特に理由はありません。
たまたま手元にベリアルとサイコ・ウォールドが転がっていたんで、
それを中心にデッキを組むとどうなるかをシミュレートした次第です。

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ラフェールみたいになろう計画ですね(ぇ
嘘です、ゴメンなさい。
でも、ハイランダー使っているとアニメの遊戯王みたいで楽しいですよね。
ガチでは味わうことの出来ないことをたくさん味わうことができますしね。
ゆー 2008/04/22(Tue)02:12:33 編集
無題
>公認のヒロビ
あの子ですねwww
最近あの子は親の神の宣告により大会出れてないそうですw
翔也 URL 2008/04/22(Tue)12:00:13 編集
無題
とてもわかりやすかったです 例えもうまいですね
ハイランダーか・・・やったことないので、今度やってみようかなw
しにがみ URL 2008/04/22(Tue)18:22:52 編集
無題
確かにハイランダーは毎回違う展開ができて面白いですね
僕は轟龍、エアーマン、サイドラを軸に組んでみました
あきら 2008/04/24(Thu)22:22:23 編集
分かりやすかった
かなり、分かりやすかったです。面白かったです。試しに作ってみようかな
アクセル 2008/08/26(Tue)20:41:48 編集
無題
ハイラン作って大会参加してきました。二勝三敗((汗
煮込み不足でしたが、そこそこ戦えてましたよ。
ヴォル 2008/09/17(Wed)22:03:58 編集
無題
僕もハイランダー使ってます。
結構回りも良くて使いやすいですが
事故ると瞬殺されてしまいます。。。
そんな僕にはとても参考になりました!
カイ 2009/03/04(Wed)17:10:24 編集
無題
やくだちました
たこやき 2011/03/20(Sun)16:34:32 編集
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