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DeckImage_01_PSYBOUNCE2.jpg

前の記事で一部ギミックを紹介していたデッキです。
ネタ元というほどではありあませんが、リスペクトしたデッキとしてセルフバウンスの名前を出しておこうと思います。
※過去に掲載した、前制限下でのデッキレシピを新しい禁止制限リストに対応させ、解説部分を修正したものです。




モンスター(19枚)
静寂のサイコウィッチ×3枚
霞の谷(ミスト・バレー)のファルコン×3枚
寡黙なるサイコプリースト×2枚
メンタルマスター
ディストラクター×2枚
サイコ・コマンダー
サイ・ガール×2枚
TG ワーウルフ×3枚
TG ストライカー×2枚

魔法(8枚)
死者蘇生
光の護封剣
月の書
緊急テレポート
ブラック・ホール
ハリケーン
サイクロン×2枚

罠(13枚)
聖なるバリア-ミラーフォース-
神の宣告
神の警告×2枚
激流葬
安全地帯×2枚
リビングデッドの呼び声
デモンズ・チェーン×3枚
サイコ・チューン×2枚

エクストラデッキ
TG ハイパー・ライブラリアン×2枚
TG ブレード・ガンナー
TG ワンダー・マジシャン
アーカナイト・マジシャン
スクラップ・ドラゴン
ナチュル・パルキオン
ナチュル・ビースト
ブラック・ローズ・ドラゴン
マジカル・アンドロイド
ミスト・ウォーム
メンタルスフィア・デーモン
霞の谷(ミスト・バレー)の雷神鬼
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク




●概要

このデッキは《霞の谷の雷神鬼》や《霞の谷のファルコン》の効果によって《安全地帯》、《サイコ・チューン》等の永続罠カードを回収する事でアドバンテージを得ていくことを前提としたデッキです。

《静寂のサイコウィッチ》の蘇生に利用した《サイコ・チューン》を手札に戻して回収する事で《静寂のサイコウィッチ》を能動的に破壊し効果を発動させることができ、かつ手札に戻した《サイコ・チューン》を再利用できるというギミックを採用しており、このギミックは妨害行為を受けない限り毎ターン継続して《静寂のサイコウィッチ》のリクルート効果を発動していくことができます。
このギミックは《静寂のサイコウィッチ》の効果による特殊召喚のタイミングが悪いため相手ターン中にモンスターを特殊召喚することになる場合もありますが、基本的に失うアドバンテージが存在しないため積極的に狙う価値は十分にあります。




●《霞の谷の雷神鬼》を中心としたコンボ・シナジー

《霞の谷の雷神鬼》はこのデッキの中核を担う最重要のモンスターで、シンクロ召喚するパターンこそ少ないものの、シンクロ召喚すれば恐ろしいほどの力を発揮します。

まずは《リビングデッドの呼び声》・《サイコ・チューン》との組み合わせ。
《静寂のサイコウィッチ》を事前にこれらのカードで特殊召喚しておき、これら永続罠を《霞の谷の雷神鬼》の効果で回収することで《静寂のサイコウィッチ》を能動的に破壊しその効果を発動させることが可能です。
このコンボは《霞の谷のファルコン》でも可能ですが、その場合は自分ターン中でしか《静寂のサイコウィッチ》を破壊できず相手ターン中にモンスターが特殊召喚されるため使い勝手が悪いです。
それに対して《霞の谷の雷神鬼》ならば自分ターン・相手ターンの両方で1度づつ永続罠を発動・回収することが可能となり、自分ターン中に都合の良いモンスターをデッキから特殊召喚することができます。

次に《安全地帯》との組み合わせ。
こちらは相手のメインフェイズ1優先権放棄時に、攻撃表示モンスターに対して《安全地帯》を発動し、バトルステップ中またはダメージステップ中に《霞の谷の雷神鬼》の効果で《安全地帯》を回収するというもの。
《安全地帯》が場を離れた時、選択されたモンスターが破壊されるため、このギミックを妨害されない限り、毎ターン攻撃表示モンスター1体を破壊することができます。
その必要性がある場面の想像はつかないものの、自分フィールド上の《静寂のサイコウィッチ》を《安全地帯》で指定して回収することで《静寂のサイコウィッチ》の効果を発動させるという使い方も可能だったりします。

《霞の谷の雷神鬼》の扱い方は主には上記2つ。
その他、ダメージステップ中に攻撃対象になったモンスターを手札に戻し戦闘を強制終了させたり、単純に《光の護封剣》や《デモンズ・チェーン》を使いまわしたりなど。


●《メンタルマスター》を中心とした強力なシンクロモンスター連打

《メンタルマスター》が禁止にならなかったため、このデッキでも《メンタルマスター》を使用します。
《メンタルマスター》は《寡黙なるサイコプリースト》とのコンボが非常に強力で、効果を発動した《寡黙なるサイコプリースト》をリリースして《メンタルマスター》の効果を発動することで、デッキと除外ゾーンから2体のモンスターを特殊召喚することができます。
この2体のモンスターの内1体を《寡黙なるサイコプリースト》にしておけば、特殊召喚された《寡黙なるサイコプリースト》の効果によって手札の続く限り墓地のサイキック族モンスターを特殊召喚し続けることができます。
このコンボの主な用途は《ナチュル・ビースト》と《ナチュル・パルキオン》を同時に並べることとなり、《緊急テレポート》の力を借りれば最速で先行1ターン目からこの2体のシンクロモンスターを並べることができます。
ただし、この特殊召喚コンボは《サイ・ガール》の効果を含めても手札消費は非常に激しく、《ナチュル・パルキオン》と《ナチュル・ビースト》を並べるにしても手札がほとんど残らない点に注意が必要です。


●《デモンズ・チェーン》・《安全地帯》による各種妨害行動

《デモンズ・チェーン》と《安全地帯》は前述の解説にもあるとおり、回収して再利用することが可能で、その前提です。
《安全地帯》回収によるモンスター除去も魅力的ですが、《デモンズ・チェーン》の再利用は非常に強力で、相手が《デモンズ・チェーン》を除去できなかった場合、かなり一方的にデュエルを進めることができます。
効果モンスターの効果を止めることはデュエルの勝利に直結しやすく、非常に強力なので積極的に発動を狙ってもいいと思います。


●経験済みの展開

それなりによくデッキが回転した時の展開を参考程度にご紹介しておきます。
※今後追加するかもしれませんが、しないかもしれません。
  1. 《ナチュル・ビースト》+《ナチュル・パルキオン》+《TG ハイパー・ライブラリアン》+《神の宣告》
  2. 《TG ブレード・ガンナー》+《霞の谷の雷神鬼》+《安全地帯》+《デモンズ・チェーン》



●モンスターカード解説

《ディストラクター》
除去力として非常に重要なモンスター。切り札。
《静寂のサイコウィッチ》から特殊召喚できるため、"タイムラグはあるがサーチできる《ハーピィの羽根帚》"として利用したい。ただしライフコストがキツい。
この場合、召喚権を使ってないが故に魔法罠除去からシンクロ召喚に繋げて確実に攻撃を通すこともできます。
《ディストラクター》経由の《氷結界の龍 トリシューラ》など非常に強力なシンクロ召喚をどうぞ。

《TG ワーウルフ》
《サイ・ガール》等サイキック族モンスターの《静寂のサイコウィッチ》の効果による特殊召喚に誘発する形で手札から特殊召喚する目的で投入されています。
《サイ・ガール》+《TG ワーウルフ》からの《TG ワンダー・マジシャン》は《サイ・ガール》の効果も加わってかなり強力です。
相手ターン中にも特殊召喚できるため、先に《TG ワンダー・マジシャン》が存在する状況で相手ターン中の特殊召喚に誘発してこのカードを特殊召喚しレベル8シンクロへつなげるといったことも可能です(必要性が無いことがほとんどだとは思いますが)。

《TG ストライカー》
《TG ワーウルフ》も含め《リビングデッドの呼び声》で特殊召喚することによって、《霞の谷の雷神鬼》や《霞の谷のファルコン》の回収効果を利用した能動的破壊が可能になります。
《リビングデッドの呼び声》を伏せてある場合には一考の余地あり。
《TG ワーウルフ》から

《静寂のサイコウィッチ》
最重要キーカード。
このカードの効果に対して《神の警告》や《天罰》を発動するタイミングは"スタンバイフェイズ時に除外されたモンスターを特殊召喚する時"。
つまりデッキからモンスターを除外する行為を妨害することはできない。また、このタイミングにこのカードが墓地に存在しない場合も発動できない。
このレシピ上では特に意味の無い部分ですが、《ブレインハザード》を投入する場合には非常に重要になるルールなので覚えておいて損はありません。

《サイコ・コマンダー》
《霞の谷の雷神鬼》を作成するために必要なチューナー。
1枚しか入っていないですが、《静寂のサイコウィッチ》からサーチ可能で、かつ《寡黙なるサイコプリースト》によって墓地から特殊召喚できるので1枚でも十分すぎるほどの働きをします。

●魔法カード解説

《光の護封剣》
《霞の谷の雷神鬼》、《霞の谷のファルコン》の効果によって再利用ができる防御用のカード。
攻撃させないというのはなんだかんだで強いし、活躍の場も多い。
《ナチュル・パルキオン》+《ナチュル・ビースト》の布陣に添えてあげると相手が悶絶する。

《緊急テレポート》
《サイ・ガール》から《静寂のサイコウィッチ》までをリクルートできる速攻魔法。
《メンタルマスター》の特殊召喚のために使ってしまう事がほとんどだろうけど、《サイ・ガール》+《寡黙なるサイコプリースト》による純粋なシンクロ召喚に華を添えてあげてもいい。
これに《TG ワーウルフ》が加わるとあっという間に《TG ブレード・ガンナー》が登場する。


●罠カード解説

《サイコ・チューン》
フィールドに残り続けることはないので回収はしづらいものの、サイキック族を何でも墓地から特殊召喚できる優秀な永続罠。
《静寂のサイコウィッチ》の蘇生はこのカードによって行われることが多い。
もともとは《ブレインハザード》が投入されていた枠ですが、《ブレインハザード》の発動条件がとても満たしづらく腐りがちだったためこちらを採用してあります。

《安全地帯》
防御用のカード。
《静寂のサイコウィッチ》が戦闘破壊され場ががら空きになった時に相手モンスターを指定に発動することでダイレクトアタックを阻止し、返しのターンに《TG ワンダー・マジシャン》でこのカードを破壊することで相手モンスターの除去を行うといった動作もできる。
ちなみに、モンスターを破壊する効果はチェーンを組まないため《安全地帯》が墓地に送られたタイミングで指定したモンスターも破壊されます。
これを利用して《霞の谷の雷神鬼》の効果でチェーンに2以降に《安全地帯》を回収することで指定したモンスターなどの任意の誘発効果を潰すことが可能だったりもします。
…しますが、その一例すら思い浮かばないので《機皇帝ワイゼル∞》やらの特殊召喚を封じるだとか、その程度しかできる事はなさそうです。
他の例だと"表側表示で存在する~"が条件で効果が適用されるモンスターのチェーン下層での効果発動を潰すことができそう。
例えば《TG ハイパー・ライブラリアン》とか。


●エクストラデッキ解説

《TG ハイパー・ライブラリアン》
《メンタルマスター》+《寡黙なるサイコプリースト》のコンボの先頭に出してあげると《メンタルマスター》が暴走を始める。

《ミスト・ウォーム》
"これがあれば勝てたデュエル"が一度あったので入れてあります。

《ナチュル・ビースト》
《サイ・ガール》+《寡黙なるサイコプリースト》など。
《サイ・ガール》+《TG ワーウルフ》は残念ながら属性が合わない。

《ナチュル・パルキオン》
《サイ・ガール》+《ディストラクター》または《サイコ・コマンダー》+《寡黙なるサイコプリースト》。
《ディストラクター》経由でのシンクロ召喚は魔法罠を軒並み除去してしまうので本末転倒。

《アーカナイト・マジシャン》
《サイ・ガール》+《TG ハイパー・ライブラリアン》など。
これが必要だったデュエルがあったため採用。
優先度は低いので、他に欲しいシンクロモンスターがあればそちらにスペースを回してしまって良いと思います。

《スクラップ・ドラゴン》
このカードは自分フィールド上のカード、特にサイキック族モンスターを破壊して墓地に送ることがモンスターです。
何が言いたいかというと、《サイ・ガール》、《寡黙なるサイコプリースト》、《静寂のサイコウィッチ》の効果を発動できるモンスターだと言うこと。
非常に長い間相手フィールド上のカードを一方的に破壊し続けることが可能です。
  1. 《静寂のサイコウィッチ》指定…相手カードの破壊に加えて《寡黙なるサイコプリースト》をリクルート(↓へ)
  2. 《寡黙なるサイコプリースト》指定…相手カードの破壊に加えて《サイ・ガール》を帰還(↓へ)
  3. 《サイ・ガール》指定…相手カードの破壊に加えてさらに1ドロー(っぽい効果)
アドバンテージを失うことなく一方的に相手のカードを破壊し続けられる上、《静寂のサイコウィッチ》も《寡黙なるサイコプリースト》も《サイ・ガール》も 効果の発動条件が非常に緩いため阻止されづらく、《霞の谷の雷神鬼》のように《安全地帯》で《スクラップ・ドラゴン》に破壊耐性をつけておけば固定砲台と して恐ろしい威力を発揮します。
また、《安全地帯》を対象に取る事で相手モンスター2体を同時に破壊すると言ったことも可能。
非常に強力なモンスターであるのは間違いなく、あわよくば2枚以上デッキに投入したいモンスターです。
どうでもいいけど《TG ストライカー》などを選択した効果発動も有効。




●採用候補カード

《霞の谷の執行者》
当初メインにあった…というより、デッキコンセプトそのものだった一枚。
《TG ストライカー》や《サイ・ガール》と組み合わせて《霞の谷の雷神鬼》になれるほか、そのバウンス効果によって《サイコ・チューン》や《安全地帯》などをまとめて回収できる上級モンスター。
上級モンスターなのがネックだけど、場に出せさえすれば良い働きをしてくれるはず。

《ブレインハザード》
当初メインにあった永続罠。
EXVCのサイキック族モンスターがすぐに除外ゾーンから帰還してしまうため発動タイミングが無く、墓地のサイキック族モンスターを除外する有効な手段も無いため《サイコ・チューン》へ差し替えてしまいました。
《静寂のサイコウィッチ》の効果発動を妨害してくる相手には有効なカードなのでサイドデッキあたりから投入するといいのかもしれない。

《超古代生物の墓場》
足りない《安全地帯》の代用品として入れているカード。
《TG ワンダー・マジシャン》で破壊することができ、自分が攻撃に転じるまでの防衛線として張ることができる。
レベル6以上のシンクロモンスターが幅を利かせるデッキに対してはかなり強い力を発揮していると思った。
《安全地帯》が手に入れば自然と抜けていくカードではあるけど、環境次第で採用の余地は十分にあるんじゃないかと思う。




●おしまい

《静寂のサイコウィッチ》の効果を発動するタイミングを勘違いしていました。
コメントで指摘していただき、修正済みです。
少々使い勝手が悪くなるので、《霞の谷の雷神鬼》をより出しやすくしたいですが… ちょっと難しいかな。

《霞の谷の執行者》が手札で腐るのが怖すぎる。
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secret
無題
回してみると、ファルコンの呼び出しづらさや、サイキックの弱点である効果・特殊召喚妨害に合いやすいですね


最古式念導などを搭載したほうがいいかもしれません


サイキックはワンターンキルのイメージが流行っていて、新しいデッキの発想は難しいですよね
baron 2011/03/01(Tue)12:11:24 編集
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 全国津々浦々で使用される有名なデッキを作り上げる。
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