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前の記事で一部ギミックを紹介していたデッキです。
ネタ元というほどではありあませんが、リスペクトしたデッキとしてセルフバウンスの名前を出しておこうと思います。
ネタ元というほどではありあませんが、リスペクトしたデッキとしてセルフバウンスの名前を出しておこうと思います。
モンスター(19枚)
静寂のサイコウィッチ×3枚
霞の谷(ミスト・バレー)のファルコン×3枚
寡黙なるサイコプリースト×2枚
メンタルシーカー
ディストラクター×2枚
サイ・ガール×2枚
クリッター
TG ワーウルフ×3枚
TG ストライカー×2枚
魔法(9枚)
死者蘇生
光の護封剣
月の書×2枚
緊急テレポート
ブラック・ホール
ハリケーン
サイクロン×2枚
罠(12枚)
神の宣告
神の警告×2枚
激流葬
安全地帯×3枚
リビングデッドの呼び声
デモンズ・チェーン×2枚
サイコ・チューン×2枚
エクストラデッキ
A・O・J カタストル
TG ハイパー・ライブラリアン
TG ブレード・ガンナー
TG ワンダー・マジシャン
ゴヨウ・ガーディアン
サイコ・ヘルストランサー
スクラップ・ドラゴン
ナチュル・パルキオン
ナチュル・ビースト
マジカル・アンドロイド
ミスト・ウォーム
メンタルスフィア・デーモン
霞の谷(ミスト・バレー)の雷神鬼
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク
●概要
《霞の谷の雷神鬼》や《霞の谷のファルコン》の効果によって《安全地帯》、《サイコ・チューン》等の永続罠カードを回収する事でアドバンテージを得ていくデッキです。
《静寂のサイコウィッチ》の蘇生に利用した《サイコ・チューン》を手札に戻して回収する事で《静寂のサイコウィッチ》を能動的に破壊し効果を発動させることができ、かつ手札に戻した《サイコ・チューン》を再利用できるというギミックを採用しており、このギミックは妨害行為を受けない限り毎ターン継続して《静寂のサイコウィッチ》のリクルート効果を発動していくことができます。
毎ターンフィールドにチューナーを供給していくギミックは文句無しに強力ですし、《ディストラクター》という強力な除去装置を呼び出すのも効果的。《寡黙なるサイコプリースト》を特殊召喚すれば使用済みで墓地に落ちている《サイ・ガール》等の再利用も可能です。
下級モンスターの特殊召喚に誘発して手札から特殊召喚される《TG ワーウルフ》の存在もこのデッキの助けになっていて、特に《サイ・ガール》+《TG ワーウルフ》から《TG ワンダー・マジシャン》をシンクロ召喚できるのはこのデッキの優位性のひとつ。
《TG ワンダー・マジシャン》は単純に相手の魔法罠カードを除去するだけでなく、こちらの《安全地帯》などのカードを除去して攻撃に転じることも可能で、総じて非常に強力なアタッカーとして機能します。
ちなみに、《サイコ・チューン》等の回収ギミックは《霞の谷の雷神鬼》が存在すれば自分ターン中と相手ターン中に1回づつ、合わせて2回《静寂のサイコウィッチ》を破壊することが可能になります。
これによって次のスタンバイフェイズにデッキから2体のサイキック族モンスターを特殊召喚する事ができ、
(※事務局の回答次第では1枚の《静寂のサイコウィッチ》で1ターン中に複数回モンスターを特殊召喚する事は不可能になるかもしれません。その場合は1回のスタンバイフェイズ中に2体のモンスターを特殊召喚するためには《静寂のサイコウィッチ》が墓地に2枚必要になります)
また、《霞の谷の雷神鬼》は《安全地帯》と組み合わせることができます。
《安全地帯》で指定されたモンスターは《安全地帯》が場を離れた時点で破壊されるため、相手モンスターが攻撃表示で場に出された段階で《安全地帯》を発動し、《霞の谷の雷神鬼》の効果で《安全地帯》を回収する事でそのモンスターを即座に破壊することができます。
《霞の谷の雷神鬼》の効果をダメージステップ中にも発動できる点も考慮し、ダメージステップ中に《安全地帯》を回収するのも強力な一手となります。
この場合、《安全地帯》の発動は相手モンスターの攻撃宣言時がもっとも奇襲性が高そう。ただ、攻撃宣言時の発動に対して《サイクロン》を打たれ総崩れとなる可能性もあるので、安全性を取るなら相手メインフェイズ1終了時での発動の方が良さそう。
そして、これらの回収ギミックを語る上で最も重要なのが"《霞の谷の雷神鬼》を《安全地帯》で保護することができる"という点。
《安全地帯》で《霞の谷の雷神鬼》を指定することで、《霞の谷の雷神鬼》をより長く場に生存させることができます。
《安全地帯》が破壊されれば元も子もないのですが、少なくとも1ターンは《霞の谷の雷神鬼》を生存させることができるはずので、そのために《安全地帯》を発動する意味はあるはず。
1ターン生存させられれば、例えば《サイコ・チューン》の発動数を2回は増やせます。
大まかなデッキの動きとして意識すべきなのは
その他の細かい動作については下記解説にて。
●モンスターカード解説
《メンタルシーカー》
《霞の谷の雷神鬼》の作成に必要になるモンスター。
今回のレシピでは《霞の谷の執行者》を採用していないため《メンタルシーカー》+《霞の谷のファルコン》からしか《霞の谷の雷神鬼》をシンクロ召喚をできません。
とは言っても《静寂のサイコウィッチ》、《緊急テレポート》からリクルートできるモンスターなのでシンクロ召喚自体はきわめて簡単。
めくって除外する効果についてはノーコメント。
《ディストラクター》
除去力として非常に重要なモンスター。切り札。
《静寂のサイコウィッチ》から特殊召喚できるため、"タイムラグはあるがサーチできる《ハーピィの羽根帚》"として利用したい。
この場合、召喚権を使ってないが故に魔法罠除去からシンクロ召喚に繋げて確実に攻撃を通すこともできます。
《クリッター》
浮ついたモンスター。
《静寂のサイコウィッチ》をサーチできるカードとして保険のために投入されているものの、活躍したためしが無い。
《リミット・リバース》が入っていないので再利用も利きづらく、デッキにはマッチしていない。
抜き候補。
《TG ワーウルフ》
《サイ・ガール》等サイキック族モンスターの《静寂のサイコウィッチ》の効果による特殊召喚に誘発する形で手札から特殊召喚する目的で投入されています。
召喚権を使用せずにモンスターのシンクロ召喚を行えるため、攻撃手段としてはきわめて強力。
《サイ・ガール》のドロー(っぽい)効果も考慮し積極的にシンクロ召喚を狙っていきたいところ。
《静寂のサイコウィッチ》
最重要キーカード。
このカードの効果に対して《神の警告》や《天罰》を発動するタイミングは"スタンバイフェイズ時に除外されたモンスターを特殊召喚する時"。
つまりデッキからモンスターを除外する行為を妨害することはできない。また、このタイミングにこのカードが墓地に存在しない場合も発動できない。
このレシピ上では特に意味の無い部分ですが、《ブレインハザード》を投入する場合には非常に重要になるルールなので覚えておいて損はありません。
●魔法カード解説
《光の護封剣》
《霞の谷の雷神鬼》、《霞の谷のファルコン》の効果によって再利用ができる防御用のカード。
攻撃させないというのはなんだかんだで強いし、活躍の場も多い。
再利用が利くなら投入しておいて損はないかな。
《緊急テレポート》
《サイ・ガール》から《静寂のサイコウィッチ》までをリクルートできる速攻魔法。
シンクロサポートとしてかなり強力な上、その目的では《寡黙なるサイコプリースト》の特殊召喚がより強力。
《サイ・ガール》帰還→《緊急テレポート》→《寡黙なるサイコプリースト》特殊召喚→墓地の《サイ・ガール》除外→レベル5シンクロと繋げていくとなんだか凄いことになる。《TG ワーウルフ》がオトモについているともっと凄い。
●罠カード解説
《サイコ・チューン》
フィールドに残り続けることはないので回収はしづらいものの、サイキック族を何でも墓地から特殊召喚できる優秀な永続罠。
《静寂のサイコウィッチ》の蘇生はこのカードによって行われることが多い。
もともとは《ブレインハザード》が投入されていた枠ですが、《ブレインハザード》の発動条件がとても満たしづらく腐りがちだったためこちらを採用してあります。
《安全地帯》
防御用のカード。
《静寂のサイコウィッチ》が戦闘破壊され場ががら空きになった時に相手モンスターを指定に発動することでダイレクトアタックを阻止し、返しのターンに《TG ワンダー・マジシャン》でこのカードを破壊することで相手モンスターの除去を行うといった動作もできる。
ちなみに、モンスターを破壊する効果はチェーンを組まないため《安全地帯》が墓地に送られたタイミングで指定したモンスターも破壊されます。
これを利用して《霞の谷の雷神鬼》の効果でチェーンに2以降に《安全地帯》を回収することで指定したモンスターなどの任意の誘発効果を潰すことが可能だったりもします。
…しますが、その一例すら思い浮かばないので《機皇帝ワイゼル∞》やらの特殊召喚を封じるだとか、その程度しかできる事はなさそうです。
"表側表示で存在する~"が条件で効果が適用されるモンスターのチェーン下層での効果発動を潰すことができそうかな?
例えば…《TG ハイパー・ライブラリアン》とか。
《デモンズ・チェーン》
効果と攻撃を封じる、このデッキでは再利用が可能な永続罠。
回収することで再利用が利くため、攻撃を受け止めたり、効果発動を妨害したりする目的の発動を気軽に行える。
相手モンスターの誘発効果を無効にして回収するといった利用法が一種の"ハメ"になり非常に強力。
《安全地帯》2の《デモンズ・チェーン》3の配分でも全く問題は無く、むしろ強力なように見える。
●エクストラデッキ解説
《TG ハイパー・ライブラリアン》
ドロー効果を使える可能性はあんまりない。
《サイ・ガール》+《寡黙なるサイコプリースト》からシンクロ召喚した場合にチャンスがある程度だと思う。
《メンタルスフィア・デーモン》
《マジカル・アンドロイド》
サイキック族デッキだから枠。
後述の《スクラップ・ドラゴン》が非常に重要なモンスターカードなので、余裕があればそちらに差し替えた方がいい。
《ミスト・ウォーム》
《ゴヨウ・ガーディアン》
必要になる時が必ず来る。
前者は《氷結界の龍 トリシューラ》で対処できない打点の羅列に対して。
後者は単純な打点として。
《ナチュル・ビースト》
《サイ・ガール》+《寡黙なるサイコプリースト》など。
《サイ・ガール》+《TG ワーウルフ》は残念ながら属性が合わない。
《ナチュル・パルキオン》
《サイ・ガール》+《ディストラクター》。
《ディストラクター》で魔法罠は全て除去してしまうので本末転倒。あまり意味は無い。
3枚目のレベル6シンクロモンスターとして出番が来ることが多かったりもするので、《ナチュル・パルキオン》でなくても、レベル6シンクロは3枚あった方が安全です。
《サイコ・ヘルストランサー》
墓地のサイキックを除外することができるモンスター。
《ブレインハザード》を使用する場合にはエクストラデッキにこいつがいないと話にならない。
《ブレインハザード》はサイドデッキに入れてもいいカードなので、愛称の良いこのカードは標準装備しておいていいと思う。
《霞の谷の雷神鬼》
個別に語ることは無いです。
概要にて全て語りつくしたはず。
《スクラップ・ドラゴン》
このカードは自分フィールド上のカード、特にサイキック族モンスターを破壊して墓地に送ることがモンスターです。
何が言いたいかというと、《サイ・ガール》、《寡黙なるサイコプリースト》、《静寂のサイコウィッチ》の効果を発動できるモンスターだと言うこと。
非常に長い間相手フィールド上のカードを一方的に破壊し続けることが可能です。
また、《安全地帯》を対象に取る事で相手モンスター2体を同時に破壊すると言ったことも可能。
非常に強力なモンスターであるのは間違いなく、あわよくば2枚以上デッキに投入したいモンスターです。
●採用したいなぁと思ったカード
《霞の谷の執行者》
《TG ストライカー》や《サイ・ガール》と組み合わせて《霞の谷の雷神鬼》になれるほか、そのバウンス効果によって《サイコ・チューン》や《安全地帯》などをまとめて回収できる上級モンスター。
上級モンスターなのがネックだけど、場に出せさえすれば良い働きをしてくれるはず。
《ブレインハザード》
当初メインにあった永続罠。
EXVCのサイキック族モンスターがすぐに除外ゾーンから帰還してしまうため発動タイミングが無く、墓地のサイキック族モンスターを除外する有効な手段も無いため《サイコ・チューン》へ差し替えてしまいました。
《静寂のサイコウィッチ》の効果発動を妨害してくる相手には有効なカードなのでサイドデッキあたりから投入するといいのかもしれない。
《超古代生物の墓場》
足りない《安全地帯》の代用品として入れていたカード。
《TG ワンダー・マジシャン》で破壊することができ、自分が攻撃に転じるまでの防衛線として張ることができる。
レベル6以上のシンクロモンスターが幅を利かせるデッキに対してはかなり強い力を発揮していると思った。
《安全地帯》が手に入れば自然と抜けていくカードではあるけど、環境次第で採用の余地は十分にあるんじゃないかと思う。
●おしまい
久しぶりに良いデッキが組めた。
これは本当に面白いデッキだと思う。
ただし未だにカードが足りていないのでこのレシピ通りにはデッキを組めていません。
静寂のサイコウィッチ×3枚
霞の谷(ミスト・バレー)のファルコン×3枚
寡黙なるサイコプリースト×2枚
メンタルシーカー
ディストラクター×2枚
サイ・ガール×2枚
クリッター
TG ワーウルフ×3枚
TG ストライカー×2枚
魔法(9枚)
死者蘇生
光の護封剣
月の書×2枚
緊急テレポート
ブラック・ホール
ハリケーン
サイクロン×2枚
罠(12枚)
神の宣告
神の警告×2枚
激流葬
安全地帯×3枚
リビングデッドの呼び声
デモンズ・チェーン×2枚
サイコ・チューン×2枚
エクストラデッキ
A・O・J カタストル
TG ハイパー・ライブラリアン
TG ブレード・ガンナー
TG ワンダー・マジシャン
ゴヨウ・ガーディアン
サイコ・ヘルストランサー
スクラップ・ドラゴン
ナチュル・パルキオン
ナチュル・ビースト
マジカル・アンドロイド
ミスト・ウォーム
メンタルスフィア・デーモン
霞の谷(ミスト・バレー)の雷神鬼
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク
●概要
《霞の谷の雷神鬼》や《霞の谷のファルコン》の効果によって《安全地帯》、《サイコ・チューン》等の永続罠カードを回収する事でアドバンテージを得ていくデッキです。
《静寂のサイコウィッチ》の蘇生に利用した《サイコ・チューン》を手札に戻して回収する事で《静寂のサイコウィッチ》を能動的に破壊し効果を発動させることができ、かつ手札に戻した《サイコ・チューン》を再利用できるというギミックを採用しており、このギミックは妨害行為を受けない限り毎ターン継続して《静寂のサイコウィッチ》のリクルート効果を発動していくことができます。
毎ターンフィールドにチューナーを供給していくギミックは文句無しに強力ですし、《ディストラクター》という強力な除去装置を呼び出すのも効果的。《寡黙なるサイコプリースト》を特殊召喚すれば使用済みで墓地に落ちている《サイ・ガール》等の再利用も可能です。
下級モンスターの特殊召喚に誘発して手札から特殊召喚される《TG ワーウルフ》の存在もこのデッキの助けになっていて、特に《サイ・ガール》+《TG ワーウルフ》から《TG ワンダー・マジシャン》をシンクロ召喚できるのはこのデッキの優位性のひとつ。
《TG ワンダー・マジシャン》は単純に相手の魔法罠カードを除去するだけでなく、こちらの《安全地帯》などのカードを除去して攻撃に転じることも可能で、総じて非常に強力なアタッカーとして機能します。
ちなみに、《サイコ・チューン》等の回収ギミックは《霞の谷の雷神鬼》が存在すれば自分ターン中と相手ターン中に1回づつ、合わせて2回《静寂のサイコウィッチ》を破壊することが可能になります。
これによって次のスタンバイフェイズにデッキから2体のサイキック族モンスターを特殊召喚する事ができ、
- 《サイ・ガール》+《ディストラクター》から魔法罠全破壊+《ゴヨウ・ガーディアン》+1ドロー
- 《サイ・ガール》+《寡黙なるサイコプリースト》から《A・O・J カタストル》+1ドロー+《サイ・ガール》帰還
- 《サイ・ガール》+《ディストラクター》+《TG ワーウルフ》から魔法罠全破壊+《氷結界の龍 トリシューラ》+1ドロー
(※事務局の回答次第では1枚の《静寂のサイコウィッチ》で1ターン中に複数回モンスターを特殊召喚する事は不可能になるかもしれません。その場合は1回のスタンバイフェイズ中に2体のモンスターを特殊召喚するためには《静寂のサイコウィッチ》が墓地に2枚必要になります)
また、《霞の谷の雷神鬼》は《安全地帯》と組み合わせることができます。
《安全地帯》で指定されたモンスターは《安全地帯》が場を離れた時点で破壊されるため、相手モンスターが攻撃表示で場に出された段階で《安全地帯》を発動し、《霞の谷の雷神鬼》の効果で《安全地帯》を回収する事でそのモンスターを即座に破壊することができます。
《霞の谷の雷神鬼》の効果をダメージステップ中にも発動できる点も考慮し、ダメージステップ中に《安全地帯》を回収するのも強力な一手となります。
この場合、《安全地帯》の発動は相手モンスターの攻撃宣言時がもっとも奇襲性が高そう。ただ、攻撃宣言時の発動に対して《サイクロン》を打たれ総崩れとなる可能性もあるので、安全性を取るなら相手メインフェイズ1終了時での発動の方が良さそう。
そして、これらの回収ギミックを語る上で最も重要なのが"《霞の谷の雷神鬼》を《安全地帯》で保護することができる"という点。
《安全地帯》で《霞の谷の雷神鬼》を指定することで、《霞の谷の雷神鬼》をより長く場に生存させることができます。
《安全地帯》が破壊されれば元も子もないのですが、少なくとも1ターンは《霞の谷の雷神鬼》を生存させることができるはずので、そのために《安全地帯》を発動する意味はあるはず。
1ターン生存させられれば、例えば《サイコ・チューン》の発動数を2回は増やせます。
大まかなデッキの動きとして意識すべきなのは
- 《静寂のサイコウィッチ》を利用してシンクロ召喚を行う
- 《霞の谷の雷神鬼》、《霞の谷のファルコン》と各種永続罠を組み合わせてアドバンテージを得る
- 《霞の谷の雷神鬼》+《安全地帯》で相手モンスターの攻撃を遮断する
その他の細かい動作については下記解説にて。
●モンスターカード解説
《メンタルシーカー》
《霞の谷の雷神鬼》の作成に必要になるモンスター。
今回のレシピでは《霞の谷の執行者》を採用していないため《メンタルシーカー》+《霞の谷のファルコン》からしか《霞の谷の雷神鬼》をシンクロ召喚をできません。
とは言っても《静寂のサイコウィッチ》、《緊急テレポート》からリクルートできるモンスターなのでシンクロ召喚自体はきわめて簡単。
めくって除外する効果についてはノーコメント。
《ディストラクター》
除去力として非常に重要なモンスター。切り札。
《静寂のサイコウィッチ》から特殊召喚できるため、"タイムラグはあるがサーチできる《ハーピィの羽根帚》"として利用したい。
この場合、召喚権を使ってないが故に魔法罠除去からシンクロ召喚に繋げて確実に攻撃を通すこともできます。
《クリッター》
浮ついたモンスター。
《静寂のサイコウィッチ》をサーチできるカードとして保険のために投入されているものの、活躍したためしが無い。
《リミット・リバース》が入っていないので再利用も利きづらく、デッキにはマッチしていない。
抜き候補。
《TG ワーウルフ》
《サイ・ガール》等サイキック族モンスターの《静寂のサイコウィッチ》の効果による特殊召喚に誘発する形で手札から特殊召喚する目的で投入されています。
召喚権を使用せずにモンスターのシンクロ召喚を行えるため、攻撃手段としてはきわめて強力。
《サイ・ガール》のドロー(っぽい)効果も考慮し積極的にシンクロ召喚を狙っていきたいところ。
《静寂のサイコウィッチ》
最重要キーカード。
このカードの効果に対して《神の警告》や《天罰》を発動するタイミングは"スタンバイフェイズ時に除外されたモンスターを特殊召喚する時"。
つまりデッキからモンスターを除外する行為を妨害することはできない。また、このタイミングにこのカードが墓地に存在しない場合も発動できない。
このレシピ上では特に意味の無い部分ですが、《ブレインハザード》を投入する場合には非常に重要になるルールなので覚えておいて損はありません。
●魔法カード解説
《光の護封剣》
《霞の谷の雷神鬼》、《霞の谷のファルコン》の効果によって再利用ができる防御用のカード。
攻撃させないというのはなんだかんだで強いし、活躍の場も多い。
再利用が利くなら投入しておいて損はないかな。
《緊急テレポート》
《サイ・ガール》から《静寂のサイコウィッチ》までをリクルートできる速攻魔法。
シンクロサポートとしてかなり強力な上、その目的では《寡黙なるサイコプリースト》の特殊召喚がより強力。
《サイ・ガール》帰還→《緊急テレポート》→《寡黙なるサイコプリースト》特殊召喚→墓地の《サイ・ガール》除外→レベル5シンクロと繋げていくとなんだか凄いことになる。《TG ワーウルフ》がオトモについているともっと凄い。
●罠カード解説
《サイコ・チューン》
フィールドに残り続けることはないので回収はしづらいものの、サイキック族を何でも墓地から特殊召喚できる優秀な永続罠。
《静寂のサイコウィッチ》の蘇生はこのカードによって行われることが多い。
もともとは《ブレインハザード》が投入されていた枠ですが、《ブレインハザード》の発動条件がとても満たしづらく腐りがちだったためこちらを採用してあります。
《安全地帯》
防御用のカード。
《静寂のサイコウィッチ》が戦闘破壊され場ががら空きになった時に相手モンスターを指定に発動することでダイレクトアタックを阻止し、返しのターンに《TG ワンダー・マジシャン》でこのカードを破壊することで相手モンスターの除去を行うといった動作もできる。
ちなみに、モンスターを破壊する効果はチェーンを組まないため《安全地帯》が墓地に送られたタイミングで指定したモンスターも破壊されます。
これを利用して《霞の谷の雷神鬼》の効果でチェーンに2以降に《安全地帯》を回収することで指定したモンスターなどの任意の誘発効果を潰すことが可能だったりもします。
…しますが、その一例すら思い浮かばないので《機皇帝ワイゼル∞》やらの特殊召喚を封じるだとか、その程度しかできる事はなさそうです。
"表側表示で存在する~"が条件で効果が適用されるモンスターのチェーン下層での効果発動を潰すことができそうかな?
例えば…《TG ハイパー・ライブラリアン》とか。
《デモンズ・チェーン》
効果と攻撃を封じる、このデッキでは再利用が可能な永続罠。
回収することで再利用が利くため、攻撃を受け止めたり、効果発動を妨害したりする目的の発動を気軽に行える。
相手モンスターの誘発効果を無効にして回収するといった利用法が一種の"ハメ"になり非常に強力。
《安全地帯》2の《デモンズ・チェーン》3の配分でも全く問題は無く、むしろ強力なように見える。
●エクストラデッキ解説
《TG ハイパー・ライブラリアン》
ドロー効果を使える可能性はあんまりない。
《サイ・ガール》+《寡黙なるサイコプリースト》からシンクロ召喚した場合にチャンスがある程度だと思う。
《メンタルスフィア・デーモン》
《マジカル・アンドロイド》
サイキック族デッキだから枠。
後述の《スクラップ・ドラゴン》が非常に重要なモンスターカードなので、余裕があればそちらに差し替えた方がいい。
《ミスト・ウォーム》
《ゴヨウ・ガーディアン》
必要になる時が必ず来る。
前者は《氷結界の龍 トリシューラ》で対処できない打点の羅列に対して。
後者は単純な打点として。
《ナチュル・ビースト》
《サイ・ガール》+《寡黙なるサイコプリースト》など。
《サイ・ガール》+《TG ワーウルフ》は残念ながら属性が合わない。
《ナチュル・パルキオン》
《サイ・ガール》+《ディストラクター》。
《ディストラクター》で魔法罠は全て除去してしまうので本末転倒。あまり意味は無い。
3枚目のレベル6シンクロモンスターとして出番が来ることが多かったりもするので、《ナチュル・パルキオン》でなくても、レベル6シンクロは3枚あった方が安全です。
《サイコ・ヘルストランサー》
墓地のサイキックを除外することができるモンスター。
《ブレインハザード》を使用する場合にはエクストラデッキにこいつがいないと話にならない。
《ブレインハザード》はサイドデッキに入れてもいいカードなので、愛称の良いこのカードは標準装備しておいていいと思う。
《霞の谷の雷神鬼》
個別に語ることは無いです。
概要にて全て語りつくしたはず。
《スクラップ・ドラゴン》
このカードは自分フィールド上のカード、特にサイキック族モンスターを破壊して墓地に送ることがモンスターです。
何が言いたいかというと、《サイ・ガール》、《寡黙なるサイコプリースト》、《静寂のサイコウィッチ》の効果を発動できるモンスターだと言うこと。
非常に長い間相手フィールド上のカードを一方的に破壊し続けることが可能です。
- 《静寂のサイコウィッチ》指定…相手カードの破壊に加えて《寡黙なるサイコプリースト》をリクルート(↓へ)
- 《寡黙なるサイコプリースト》指定…相手カードの破壊に加えて《サイ・ガール》を帰還(↓へ)
- 《サイ・ガール》指定…相手カードの破壊に加えてさらに1ドロー(っぽい効果)
また、《安全地帯》を対象に取る事で相手モンスター2体を同時に破壊すると言ったことも可能。
非常に強力なモンスターであるのは間違いなく、あわよくば2枚以上デッキに投入したいモンスターです。
●採用したいなぁと思ったカード
《霞の谷の執行者》
《TG ストライカー》や《サイ・ガール》と組み合わせて《霞の谷の雷神鬼》になれるほか、そのバウンス効果によって《サイコ・チューン》や《安全地帯》などをまとめて回収できる上級モンスター。
上級モンスターなのがネックだけど、場に出せさえすれば良い働きをしてくれるはず。
《ブレインハザード》
当初メインにあった永続罠。
EXVCのサイキック族モンスターがすぐに除外ゾーンから帰還してしまうため発動タイミングが無く、墓地のサイキック族モンスターを除外する有効な手段も無いため《サイコ・チューン》へ差し替えてしまいました。
《静寂のサイコウィッチ》の効果発動を妨害してくる相手には有効なカードなのでサイドデッキあたりから投入するといいのかもしれない。
《超古代生物の墓場》
足りない《安全地帯》の代用品として入れていたカード。
《TG ワンダー・マジシャン》で破壊することができ、自分が攻撃に転じるまでの防衛線として張ることができる。
レベル6以上のシンクロモンスターが幅を利かせるデッキに対してはかなり強い力を発揮していると思った。
《安全地帯》が手に入れば自然と抜けていくカードではあるけど、環境次第で採用の余地は十分にあるんじゃないかと思う。
●おしまい
久しぶりに良いデッキが組めた。
これは本当に面白いデッキだと思う。
ただし未だにカードが足りていないのでこのレシピ通りにはデッキを組めていません。
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無題
>>baronさん
今回登場したサイキック勢の使い勝手の良さのおかげですね。
原案を組み上げた時点ではこんな面白いデッキになるとは思っていませんでした。
クリッター枠は… 未だに適切なカードが見つかりません。
>>軍勢さん
確かに、メンタルシーカーのステータスがこのデッキに与えるメリットは一切ないですし、コマンダーを採用して良いと思います。
重要なのは「サイコウィッチから特殊召喚できる星3チューナー」って部分だけですし。
今回登場したサイキック勢の使い勝手の良さのおかげですね。
原案を組み上げた時点ではこんな面白いデッキになるとは思っていませんでした。
クリッター枠は… 未だに適切なカードが見つかりません。
>>軍勢さん
確かに、メンタルシーカーのステータスがこのデッキに与えるメリットは一切ないですし、コマンダーを採用して良いと思います。
重要なのは「サイコウィッチから特殊召喚できる星3チューナー」って部分だけですし。
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目標:
全国津々浦々で使用される有名なデッキを作り上げる。
性格:
支離滅裂
連絡:
ご意見・ご連絡等はkurishirotのgmail.com宛(途中の”の”は半角の@に)のメールでお願いします。メッセはflamenoah-ss-actのhotmail.co.jpが適当です。
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