選考会考察とかしてみたいよね

選考会の東日本大会が終わり、その結果がちょくちょく出始めました。

この結果から、次期制限改定の様子をちょっとだけ想像したり。
何年か前の「夏のガジェット祭り」ではガジェットに大した制限かかりませんでしたが、
その時は「地砕き」「地割れ」なんかに制限が掛かっていったんだっけ？
選考会ではその時々の流行が良く分かるので禁止制限改定の参考にできるはず。


と言うわけでかる～く結果を見ていきましょう。


この大会ではダムドと剣闘獣が圧倒的に多かった。
そのダムドも、全てシンクロ。特に猫シンクロがほとんどで、次いで緊急テレポートのサイキック型。
それらを【シンクロダムド】と括るなら、１～４位まで全部シンクロダムド。
１～３位が猫ダムド、４位がサイキックダムドか。

ダムド制限ですね。分かります。

冗談は置いておいて、今回はむしろダムドよりもレスキューキャットの方が問題なのかな？
選考会ではある程度使われるデッキが固定されるので、同系統のデッキにどれだけ勝てるかと言うところが問題になり、
個々のカードパワーというのはあまり意味をなさないんですが、
とりあえずオーバースペック過ぎるカードはどうにかして欲しいところ。
とりあえず下級ATK２８００・墓地肥やし・デッキ圧縮・拉致監禁効果持ちとかおかしいでしょ。
ダムドも似たようなものなんですけどね。


ともかくも、そんな意味では選考会でも多く使用され、それなりに上位まで行きつけてる《剣闘獣ガイザレス》にも多少の制限があって然るべき。
今の剣闘獣は遅効性の１キルと言った具合で、５～６ターンくらいで決着はついていないものの、盤面で大体詰んでいる、という状況が多いですし。


そんなこんなで、《ダーク・アームド・ドラゴン》・《レスキューキャット》・《剣闘獣ガイザレス》辺りが今回の大会で猛威を振るっていた様子。
ライトロードがあまり良い成績を残しておらず、《裁きの龍》無制限が予想できてしまうのが怖いところ。
結果を見る限り実はそんなに怖くないのでは、という話もありますが。


ともかく、この代表選考会東日本大会の結果からでは、規制の可能性としては
・ダムド
・レスキューキャット
・ゴヨウ
・ブリューナク
・ガイザレス
が候補に上がるかな。

ガイザレスは制限なら１度奈落に落ちれば「お疲れ様です＾＾」って具合だし、
ダムド・レスキューキャットも運ゲーレベルに落ち着きます。レスキューキャットはサモプリから出てきますが。
ゴヨウとブリューナクはどうなんだろ？　無いとは思うけどシンクロモンスターだからと言ってごまかせるスペックじゃない気も。


と言うわけで東日本は結局シンクロダムドか、と誰もが予想できた展開でした。
次の西日本大会の結果が楽しみですね。


最後に、この大会、メタビートがほとんどいないというのが気になりました。
まだ結果が出揃ってないので、そこに埋もれているだけかもしれませんが、
ともかく、メタデッキに見えるデッキがほとんど無い。

上位にもいませんし、やっぱりメタは無意味という事なんですかね。
だったらダムドくらい強力な弾圧カード出しても良いのに。
「墓地に存在するこのカードを除外する事で特殊召喚およびする効果を無効にする」（ネクロ弾圧ナー）とか
「召喚された時、特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。永続で特殊召喚不可」なアタッカーとか
「手札から捨てる事で昇天の黒角笛」とか。
除去をここまで広げたんだからメタを自重する必要ないでしょうに。